徹底的なコスト削減を運賃に反映
欧州最大のLCCと言われるアイルランドを拠点としたライアンエアー。
実はヨーロッパ最大とも言われる実績をもつLCCはダブリンやロンドンなどからヨーロッパの166もの空港へ路線があります。
このLCCの凄いところは「徹底的なコスト削減」。
普通では考えられないような、機内トイレが有料だったり、立ち乗り席があったり、飛行機の常識では考えられないようなアイデアをどんどん出す航空会社なのです。
このビジネススタイルに関しては、世界のLCCはモチロンのことレガシーキャリアが注目している存在なのです。
普通に考えて、立ち乗りって…あり得ませんよね。
しかも、有料トイレはお腹を壊したら大変…とか思ってしまいます。
そしてこの他にもたくさんのコスト削減がありますが、そのひとつ「航空券の販売」。
WEB予約というのがLCCの基本ですが、ライアンエアーでは、パッケージツアー以外、フライトの予約は片道ベースのオンライン直販になります。
また他のLCCでもそうですが、マイレージなどもありません。
安価な運賃を考えれば、代理店マージンなどもなくすのは当然のことで、それによって空席情報から利益までしっかりと管理ができるのです。
実はこの座席予約をきちんと管理していくということは、オーバーブッキングを防ぐことにもなり、実際にライアンエアーはヨーロッパで唯一、座席をオーバーブッキングしないとも言われているくらいなのです。