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ワンコインで海外旅行に行ける!?

ワンコインで買えるものは沢山あります。例えば某ファストフードの100円ハンバーガー。雑貨で言えば100円ショップもそうです。衣料品から文具、工具、何でも揃います。

 

しかしワンコインで海外旅行に行けると知ったら、とても驚きませんか?この驚きの価格を実現しているのがLCCです。

 

2009年12月にはオーストラリアのジェットスター航空が関空―ケアンズ線が再開したことを記念してオーストラリア往復航空券をワンコイン、100円(ただし燃油サーチャージ代別)で販売したのです。

 

他にも2004年にはシンガポールのタイガー航空がシンガポール―バンコク間を1シンガポールドル(約65円)というワンコインで販売しました。1700席用意された座席は、2日で完売しました。

 

このキャンペーンは世界的に大きな反響となり、ライバル社のエアアジアはその半額、0.49シンガポールドル(約32円)、しかも用意した座席数は5000席を販売しました。これも瞬く間に売れて、完売したのです。

 

勿論これは通常価格ではありません。就航を記念したキャンペーンであったりするのですがワンコインで飛行機に乗って海外旅行に行くことができる次代に突入したのです。

 

そしてワンコインどころか無料を打ち出したのがアイルランドのライアンエアです。ライアンエアは2006年に運賃無料キャンペーンを打ち出して、400万席を提供しました。ライアンエアはたびたび運賃無料キャンペーンを実施しており、これに影響を受けたアジアのLCCでも定期的に運賃無料キャンペーンが行われるようになりました。

「安さ」アピールのために無料座席

LCCが登場した当初、大手航空会社の多くは泰然と構えていました。それは自社のブランド性や長年の信頼、行き届いたサービス、そして便利な立地にある空港。これらの条件が揃っていたため、新しく参入してきた得体の知れない航空会社に利用客はそうそう流れないだろうと踏んでいたのです。

 

しかし実際に利用者が選択したのは運賃の安さでした。機内食や機内エンターテイメントがなくてもOK。すこし不便なサブ空港の使用でもOK。それよりも運賃が安いほうがいい!という客が多かったのです。こうした影響にあり、大手航空会社の中にも経営が厳しくなってきているところが多いです。

 

LCCは更に安さをアピールするためにキャンペーンを行って利用者を更に獲得しようとしています。それがほとんどタダに近い金額で販売される超格安航空券の提供です。

 

ライアンエアでは他社との価格競争に勝つために一定の航空券を無料に近い価格で提供しています。これは売り出されてすぐに売り切れてしまいますが、早く予約をすれば誰でも恩恵にあずかることができます。このキャンペーンは頻繁に行われており、2004年には400万席を無料で提供しました。こうしたキャンペーンはエアアジアなどライアンエア以外のLCCでも行われています。利用したい人は頻繁にWebサイトを確認しておく必要があります。

 

ただし、運賃は無料でも税金や空港使用料、航空保険料などは別途支払いが必要になりますから、注意が必要です。

LCCのチケット代がバス並みに安いヨーロッパ

LCCは世界の航空事情を大きく変化させました。
機内サービスなどを思い切ってなくすことで、コストを削減し
それを運賃に反映させました。
これによりバスの乗車料金と変らない低価格で飛行機に乗れるようになったのです。
今まで長時間かけて高速バスで移動していた客は
安くて早いLCCは、今まで予算の関係で飛行機に乗らなかったという客層を
空の旅に引っ張り出すことに成功したのです。更に、大手航空会社を利用していたユーザーも取り込み、LCCの精力は拡大を続けています。LCCが搭乗したことで「NOW EVERYONE CAN FLY」の時代に突入しました。このフレーズはエアアジアのものですが、よく世代を反映した言葉です。

 

特にLCCが盛んなのがヨーロッパです。アイルランドのラインエア、イギリスのイージージェット、ドイツのエアベルリンはLCC市場のトップ3となっています。

 

具体的に運賃を見てみると
ロンドンーパリ間はバスで移動すると7時間30分かかり片道28ポンドほど必要です。それがイージージェット航空を利用すれば1時間15分で、片道25.99ポンドになるのです。よほどバスが好き、高いところが怖いという特別な理由でもない限り、多くの人がLCCを選択するようになったのも分かります。

 

フランクフルトーローマ間では、バス移動では20時間50分かかり片道96ユーロです。これがラインエアを使えば1時間45分まで短縮され、片道運賃は12ユーロです。84ユーロも運賃に差がある上に、移動時間は19時間も短縮できます。

 

実際に出国統計を見てみると、フェリーやバスで今まで出国していた人は大幅に減り、航空機利用が爆発的に増えています。世界のLCCはバス並みの料金を既に実現しているのです。

ヨーロッパでLCCが大成功している理由は?

近年、規制緩和が進んだことによりLCCが台頭しビジネスだけではなくレジャーなどに気軽に飛行機が利用できるようになりました。もともと国際線は二国間の協定が必要になるため自由に運賃などの設定を行うことができず、1日の就航数などにもかなり制限が求められていました。このことからLCCも国際線ではなかなか、シェアを伸ばすことができなかったのですが、EUのオープンスカイという理念が世界中に影響を与え、今日ではかなり航空自由化が根付いてきました。

 

かつて第二次世界大戦が終ったあと、航空制度についてシカゴで会議が開かれました。そしてシカゴ条約が構築されたのですが、航空運送業務に関しては二国間の協定にゆだねられることになったのです。

 

しかしアメリカでは戦時中に大量生産した輸送機が民間に大量に払い下げられ、ありあまるほどの機材を抱えていました。そこで旅客や貨物を運ぶ体制を補償するオープンスカイを主張し海外進出を目指しました。欧米諸国などは大戦で買い悦的な被害があったため自国の輸送力の整備状況に合わせて乗り入れを徐々に拡大する方針に落ち着きました。

 

そして世界経済が発展するにつれ、航空業界を取り巻く環境も大幅に変わり、アメリカが1978年に航空会社規制廃止法を制定したことでオープンスカイへの理解が広がりました。そしてEUではEU加盟国に対する包括的な多国間協定としてEU自体を一つの国として「ひとつの空」として単一の航空市場となったのです。EUでLCCがシェアを拡大している理由には、この「ひとつの空」があります。アジア諸国でもオープンスカイへの取り組みが進められており、日本もアジア・ゲートウェイ構想に乗り出すなど自由化が徐々に達成されつつあります。

国際線のLCCの普及率は?

国際線の就航を実現させるためには二国間就航協定という制限があります。このため外国航空会社が参入するには規制が色々とあり自由度が低いため、国内線に比べてLCCの乗り入れはてこずっています。

 

二国間就航協定が唯一関係ないのがEUです。EUは加盟国が自由に域内国際線を就航することができるのでLCCの普及がそれ以外に比べて非常に高い水準となっています。

 

その他の地域で見ていくと、国際線シェアを伸ばしているのがマレーシアです。マレーシアの首都クアラルンプールから行ける国はタイやベトナム、ラオス、台湾、ミャンマーなどのアジアを越えてフランス、イギリスとヨーロッパまでの広い地域に路線を広げています。ジェットスター航空、エアアジア、ヴァリューエアなどが運行しており、長距離線にも強いことからアジアのチャンピオンとなっています。2014年5月には今までのLCC専用ターミナルが手狭になったことから新ターミナル(KLIA2)が建設され、年間受容能力は4500万人になるそうです。

 

後を追うようにLCCの勢いが高まっているのがインドネシアです。行き先はシンガポールやベトナム、マレーシアなど短距離運行がメインでマレーシアのように長距離線は展開していませんが、ジャカルタを本拠地とするライオン・エアは近年急成長を遂げています。設備投資にも力を入れており、ボーイング社などに500機以上の飛行機を発注中です。

 

今後、市場が自由化していくことに伴って、国際線においてもLCCがシェアを伸ばしていくことはほぼ確実でしょう。

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