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どんどん豪華になるビジネスクラス

キャセイパシフィックのビジネスクラス

ビジネスクラスはエコノミークラスに比べるとかなり進化しています。
進化というと色んなものが新しくなったイメージがあると思いますが、分かりやすくいうと豪華になったと言えます。
対してエコノミークラスは殆ど変っていないか、むしろレベル的にはダウンしています。

 

中でもシートは年々改良されていきエコノミーとは差が開いて行くばかりです。
昔のビジネスとエコノミーの違いと言えば、リクライニングの角度がすこし違う程度…
しかし現在はエコノミーの角度が100度だとすれば、160度以上も普通に存在していて、中には180度のフルフラットになっている航空会社もあります。

 

どうしてビジネスクラスが豪華になっていくかというと、エコノミーに比べるとビジネスの収益が高いからと言えます。
エコノミーに比べるとビジネスの価格は数倍から場合によっては10倍以上もの価格設定になっているからで、航空会社にとってはドル箱とも言えるのです。

 

ビジネスが占有する面積はエコノミーの3倍程度ですが、収益はそれをはるかに凌ぐわけですし、ビジネスは会社の経費で乗る人が多く含まれているので、個人では出せなくても経費ならということで、ビジネスの利用が止まらないのはそのためだと言われています。

 

そうなれば航空会社もビジネスクラスへの投資を惜しまないのも当たり前で、より豪華にすることで旅客の獲得にまい進している状況で、今後もこの流れはどんどん進んでいくと考えられます。


コクーンシートでフルフラット実現

一昔前では考えられませんでしたが、現在ではビジネスクラスでもフルフラット化した180度リクライニング出来るシートが普通になってきました。
フルフラットになったビジネスクラスでも一人あたりの専有面積は昔と比べてそれほど増加していません。

 

それを実現したのがコクーンシートと呼ばれるシェル型シートで、普通の座席はリクライニングすると後ろに座っている人の近くまで座席が迫って行く形でしたが、コクーンシートは座席そのものを沈み込ませながらレッグシートが前方に伸びて行く形状のため、後ろへのでっぱりは少なくなります。

 

通常のシートではフルフラットにすると2メートル近い全長が必要になりますが、コクーンシートでは150センチ程度で済ますことができます。
足の先端部分は前方シートの下に滑り込ませる形状なので、前後座席への負担を軽減することに成功したのです。

 

ただコクーンシートのデメリットはフルフラットと言いつつも、完全なフラットではなく、若干の傾斜が付く点です。
下に沈み込む形状をしているので、どうしても傾斜ができてしまうのです。

 

更に最近では完全なフルフラットシートもビジネスクラスで登場しています。
当然、コクーンシートではないので2メートル近いスペースが必要になるので、収益性は多少悪化します。
それでも航空会社としてはビジネスクラスの充実を進めることで、他社との競合に勝利しようと必死になっているのです。

ビジネス席の配置が工夫されている理由

ビジネスクラスはエコノミークラスに比べると座席が占める専有面積も大きくなってきましたが、ビジネスが変化してきたのは座席の大きさだけではなく、その配置まで工夫されるようになってきたのです。

 

一般的にエコノミーでもそうですが通路側の座席が人気になっています。
その理由は通路へのアクセスが簡単にできること、つまり荷物の出し入れやトイレへ気兼ねなく移動することができるからです。
この点に着目してビジネスでは座席の配置を工夫するようになってきました。

 

まず現れたのがヘリンボーン方式と言われるタイプで、魚の骨のような形状に配置することですべての座席が通路にアクセスできるようになりました。
しかしこの方式によるデメリットは隣り合う人との会話が難しいことです。

 

そのデメリットを改善して搭乗したのが、スタッガード方式です。
この方式はまっすぐに座席を配置する従来の方式に加えて、前後の座席を半列ずつずらして配置することによって、どこからでも通路にアクセスできるようになり、尚且つ、隣の人との会話も問題なく行えることから、カップル向きの座席配置と
なっています。

 

ビジネスクラスを充実させるためには、シートのグレードアップだけでなく、飛行機の中全体で見た場合の動線をスムーズにすることを追求したのです。
そうすることが、旅客数の獲得を維持しつづけることに繋がっているのです。
それに比べるとエコノミーに関しての置いてけぼり感はすさまじいものがあります。
それだけビジネスの収益が高いことの裏返しなのでしょう。